
標高約400mに広がるこの山里は、
かつてほとんどの家が紙漉きに従事し、
農閑期の産業として製紙業が栄えたところ。
約60年前に建てられ当時の面影を伝える井本紙漉場が、
楮の刈り取りから原料処理、紙漉き、乾燥まで、
一通りの工程を体験できる生活体験施設として
生まれ変わりました。
作業場は障子紙を通した
やわらかな光と影につつまれています。
建物を一歩出れば、棚田が広がり、
その向こうには折り重なる山々、
谷を流れる川のせせらぎ、鳥の声…
のどかな景観の中、一枚一枚嘆声こめて漉かれる和紙。
そこに目を引くような派手さはありませんが
心を満たしてくれる暖かさがあります。

